Dバックス・カルフーンが右膝手術 復帰まで4~6週間か

日本時間3月3日、ダイヤモンドバックスはコール・カルフーンが右膝の手術を受ける予定であることを発表した。カルフーンは「オフシーズンの序盤から右膝に違和感があった」とチームに伝え、日本時間3月3日にMRI検査を受けた結果、半月板の損傷が判明。トーリ・ロブロ監督はカルフーンの復帰予定時期について言及を避けたが、通常は復帰まで少なくとも4~6週間を要するため、シーズン開幕に間に合わないことが確実となった。

現在33歳のカルフーンは8年間プレーしたエンゼルスを離れ、昨季からダイヤモンドバックスに加入。昨季は54試合に出場して打率.226ながら16本塁打、40打点、OPS.864とパワーを発揮した。2015年にゴールドグラブ賞を受賞するなど、右翼の守備にも安定感があり、カルフーンの離脱は攻守両面でダイヤモンドバックスにとって痛手となる。

ロブロは「チームのベスト・プレーヤーの1人が手術を受けて離脱するときは、いつだって心配だよ。彼はこのチームにとって非常に重要な存在だからね」とコメント。まだメディカル・チームからの詳細な報告を受けていないため、カルフーンの復帰予定時期については言及を避けている。

ダイヤモンドバックスはカルフーン復帰までのあいだ、右翼の穴を埋めなければならない。パビン・スミス、ドールトン・バーショ、ティム・ロカストロ、トレイス・トンプソン、ワイアット・マティセン、ジョシュ・バンミーター、アンディ・ヤング、ジョシュ・ロハスといった選手たちが候補となり、オープン戦で競争が繰り広げられることになる。

「誰かが台頭してくるチャンスだね。『次は俺の出番だ』という空気がこのチームにはある。もちろん心配しているし、楽観視はしたくないけど、(カルフーンの離脱は)他の選手にとって大きなチャンスでもあるし、(誰が台頭してくるか)楽しみにしているよ」と指揮官は代役候補たちの奮起への期待を口にした。

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