3日（水）午後は、北日本で雲が多い所もあるが、東・西日本は広く晴れる見込み。全国的にこの時季らしい気温となるが、北・東日本の太平洋側は夕方まで強風に注意が必要で、関東や東海、西日本にかけては花粉の飛ぶ量が多くなりそうだ。
　また、太平洋側を中心に空気の乾いた状態が続くため、火の取り扱いにも注意が必要となる。

4日（木）西から下り坂

　天気の変化が早く、あす4日（木）は高気圧が東へ離れるため、西日本を中心に湿った空気が流れ込みやすくなる見通し。西の地域ほど雲が多めで、夜以降は九州で雨の降り出す所がありそうだ。
　一方、北陸から北日本にかけてよく晴れる予想で、朝は冷え込みが強まるが、日中の気温は3月下旬～4月中旬並みまで上がる見込み。

5日（金）西日本を中心に雨

　5日（金）は西日本で午前中を中心に断続的に雨が降るなど、すっきりしない天気が続く見込み。東・北日本は晴れ間もあるが、基本的には雲が広がりやすく、夕方以降は東北北部や北海道で雨や雪の降り出す所がありそうだ。
　全国的に気温は高めで、西日本は15℃を超える所が多く、九州は20℃前後まで上がる見通し。

週末の天気

　6日（土）午前にかけて、北日本は前線や寒気の影響で雪や雨の降る所がある見込み。関東から西の太平洋側でも、湿った空気の影響で雲が広がりやすく、雨の降る所がありそうだ。7日（日）にかけても、関東から西の太平洋側は雨雲の通り道となり、特に九州や伊豆諸島で雨脚の強まる可能性がある。
　なお、東京など関東は、6日（土）日中は気温が高くなるが、7日（日）にかけては冷たい空気が流れ込むため、一気に寒くなる見込み。この先も、気温の変化が大きいので注意が必要となる。

（気象予報士・高橋和也）