前澤友作氏が月旅行に8人を招待「費用は全部僕が出します」

前澤友作氏

2023年に民間人初の月周回旅行を行う計画を進めている実業家前澤友作氏(45)が3日、自身のユーチューブチャンネルを通じて、搭乗者8人を世界中から募集することを明らかにした。

「費用は全部僕が出します。チケットは全部買ってますし、貸し切りの船になりますので、みんなで楽しい旅にしたいなと思います」

米宇宙ベンチャー・スペースXが開発するロケット「スターシップ」に乗っての月旅行。18年に前澤氏が発表した際は、アーティストを同乗に誘うとしていたが、「どういう人がアーティストなのか(定義が)分からなくなった」ことから、広く募ることになった。

前澤氏は応募条件を2点提示。個人の活動が宇宙に行くことで大きく成長し、人や社会の役に立つ可能性があること。同船者をサポートできること。

「ディア・ムーン」と命名された計画は、月に接近するまでに3日、月の裏側を通って戻ってくるのに3日間かかる。搭乗者は10~12人が見込まれる。

© 株式会社東京スポーツ新聞社