愛川町を舞台に「愛」をテーマにしたショートムービーのコンテスト「第3回愛川レッドカーペット」で、厚木市在住の秦美鈴さんの作品が最優秀賞に選ばれた。主催の同町は動画配信サイト「ユーチューブ」の町公式チャンネルでオンライン発表会を行い、最優秀と優秀作計4作品を公開している。
5分間のショートムービーの制作を通じて、映画のロケ地としての同町の魅力を映像関係者に知ってもらう狙いで始まり、今回は23作品の応募があった。
秦さんの作品「カレンダー」は女子高校生2人の友情がテーマ。一緒に下校したり、連休には映画やカラオケに行っていた2人が、新型コロナウイルス感染拡大後は一緒に行動することが難しくなる中、友情を確かめていく様子をみずみずしく描いた。同町角田の広大な水田エリア「箕輪(みのわ)耕地」など、美しい自然の中でロケを行った。
町の担当者は「回を追うごとに応募数が増えている。ロケ地に使ってもらえるよう町の魅力を広く知ってほしい」と話している。
優秀作品は次の通り。
▽優秀映像美賞 「LOVE through THE RIVER~逢瀬(おうせ)~」(垣澤社中LOVE RIVERプロジェクト=藤代瞳子代表)▽優秀視点賞 「ダム愛」(チーム井上=井上裕季子代表)▽優秀脚本賞 「PICNIC」(鈴木タケシ)