ヤクルト加入の田口が合流、“打倒・巨人”を宣言 「連覇を阻止したい」

ヤクルトに加入した田口麗斗(左)と高津臣吾監督【写真:球団提供】

チームに合流し「転校生の気分」もユニホームは「予想より似合っていた」

巨人から交換トレードでヤクルトに加入した田口麗斗投手が3日、オンラインで入団会見を行った。開幕まで1か月を切った時期に同じセの球団に移籍した左腕はこの日、巨人とのオープン戦(東京ドーム)開始前練習に参加。「先発ローテーションに入ってジャイアンツの連覇を阻止したい」などと意気込みを語った。

1日に廣岡大志内野手との交換トレードが発表された左腕はこの日、初めてヤクルトのユニホームに身を包んでチームに合流。「転校生の気分」としながらも「(ユニホームは)予想より似合っていた。晴れやかな気持ちでいっぱい」と心境を語った。

先発不足が深刻なヤクルト投手陣。2017年に先発として13勝(4敗)を挙げた実績がある田口には先発ローテーションの一角としての活躍が期待されている。

「ここ数年納得いく数字を残せていない。先発ローテーションに入ってジャイアンツの連覇を阻止したいです」。

具体的な目標も掲げた。「2桁勝利から遠ざかっているので10勝以上。負けない投手を目指したい。防御率も2点台を目指せるように強い気持ちを持ってやりたいです」

2年連続最下位に沈むヤクルトの救世主となるか。注目のプロ8年目のシーズンが始まる。(Full-Count編集部)

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