海自、グアム沖でスペインと訓練

中国けん制の意図も

©一般社団法人共同通信社

海上自衛隊の護衛艦「ゆうぎり」(手前)とスペイン海軍の練習帆船「フアン・セバスティアン・デ・エルカーノ」(海上自衛隊提供)

 海上自衛隊は3日、護衛艦「ゆうぎり」が2月末、米領グアム周辺海域でスペイン海軍、米海軍と相次いで訓練したと発表した。太平洋でスペインと訓練するのはまれ。中国の海洋進出を念頭に、英仏独各国の海軍は太平洋への関心を強め、艦艇を派遣するなどしている。海自には連携強化の幅を広げ、中国をけん制する狙いがあるとみられる。

 海自によると、スペインとの訓練は信頼関係向上が目的で、練習帆船と通信や、船体を動かす「戦術運動」の訓練をした。スペインとの共同訓練は、アフリカ東部ソマリア沖アデン湾の海賊対処活動に参加した海自護衛艦が、年に数回実施している。