G大阪が「コロナ5人陽性」発表 名古屋戦の開催可否を協議

豊田スタジアム

J1G大阪が3日、選手4人とスタッフ1人の計5人が新型コロナウイルス検査で陽性判定が出たと発表した。

G大阪は公式ホームページで経緯を説明。

「陽性判定を受けた5名のうち1名(選手A)は3月2日(火)朝から発熱を伴う症状があり、同日PCR検査を実施。同夕方、陽性判定を受けました。現在は自宅で静養し体調回復に努めています。チームは3月2日(火)に2台のバスに分かれて名古屋市内のホテルに移動しており、選手Aの陽性判定を受け、遠征に帯同している選手、チームスタッフに関しては即日PCR検査を実施、3月3日(水)未明、選手2名、スタッフ1名が陽性判定を受けております。また、遠征に帯同していない選手、チームスタッフに関しては本日PCR検査を実施した結果、選手1名が陽性判定を受けました。同4名に関しては現在、発熱や体調不良などの症状はなく、隔離、療養しております」

今後の対応については「保健所による濃厚接触者の判定等、保健所の指導に沿って適宜対応していきます。また、クラブで管理する行動履歴及び、Jリーグ独自の基準により濃厚接触疑いとする選手1名、スタッフ1名は隔離(無症状)としております」とした。

G大阪は3日にリーグ戦の名古屋戦(豊田ス)が19時から開催される予定だが、開催可否を現在Jリーグ、名古屋とともに協議している。

新型コロナ感染者が1か所で5人以上出た場合はクラスターと定義される場合が多く、G大阪の今後の状況が心配される。

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