65本のFKのうち… クリロナに意外な“負のデータ”

クリスティアーノ・ロナウド

イタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)が、意外なダメっぷりを指摘された。

英紙「サン」によると、移籍して3シーズン目のユベントスで自らが蹴った65本のFKで決めたのはわずか1本だけ。外した64本のうち44本が壁に当たるミスだったという。今季もリーグ20ゴールで得点ランキングトップにつけており、衰え知らずの得点力を披露しているのは事実だが、その陰でFKを外しまくっていたわけだ。

かつてイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていたときには強烈な無回転FKを得点源の一つとしていたが、徐々に精度が落ちており、もはやレアケースとなってしまった。昨年7月にユベントスで決めた唯一のFKは、カーブの軌道を描いてゴールへと吸い込まれた。少しばかりスケールダウンしてしまった印象だった。

決定力低下の原因は肉体的な衰えなのか、ボールのせいなのか、はっきりした原因はわかっていない。数々の伝説をつくった右足は復活することはあるのだろうか。

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