パナソニック他3社、東京ドームで顔認証による入場・決済の実証実験を開始

パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社と株式会社読売新聞東京本社、株式会社読売巨人軍、株式会社東京ドームは、関係者を対象とした顔認証の入場、および一般来場者を対象とした顔認証の決済についての実証実験を東京ドームで順次開始する。今回、パナソニック システムソリューションズ ジャパンは「ジャイアンツ×東京ドームDXプロジェクト」に参画し、顔認証技術を用いた入場・決済アプリケーションを提供する。顔認証の入場に関する実証実験では、読売新聞・読売巨人軍・東京ドーム関係者およびスタッフ約200人を対象に、事前に登録した顔画像と端末のカメラで認証した顔を照合し、本人認証を行う。2022年来シーズンからの一般来場者を対象とした導入を目指し、実用に向けた検証を行う。これにより、スムーズな認証による待ち時間の減少、接触機会低減による安心・安全な入場の実現、チケット紛失やなりすまし等のリスク低減を図る。

利用イメージ(顔認証入場)また、顔認証の決済に関する実証実験では、一般来場者を対象に東京ドーム内の店舗「Dome Shop 104」および「G-STORE」に設置された端末で顔認証での決済を行う。これにより、接触機会の低減(感染リスク低減)、手ぶら決済による顧客体験の向上、待ち時間の削減が期待できるという。

利用イメージ(顔認証決済)東京ドーム内に顔認証で利用できるサービスが拡充されることで、感染症対策として有効な「接触機会の低減」を実現しつつ、来場者の快適な空間づくりとスタッフの業務効率化に貢献し、さらなる東京ドームのサービス向上をサポートする。

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