ソフトバンク上林がオープン戦1号 打率6割超の絶好調に「雑念が入ったら負け」

2ランを放つソフトバンク・上林

ソフトバンクの上林誠知外野手(25)の猛アピールが止まらない。3日の中日戦(ペイペイ)でオープン戦1号アーチを放った。

2回、中日・勝野の内角高めの直球を捉えて右翼スタンドに運んだ。「練習の成果と言いますか、やってきたことが出たホームランだったかなと思います。インコースだったので、悪い癖が出てしまうとあれがファウルになってしまうんですけど」と手応えを口にした。

これで紅白戦からの実戦で10試合連続安打をマーク。打率6割9厘(23打数14安打)と絶好調をキープしている。

外野の定位置争いは激戦となる。それでも課題としてメンタル面を挙げて臨んでいる背番号51は、他者を意識せずに自らと向き合っている。「ずっと同じ気持ちというか、変な気負いはなくできている。雑念が入ったら負けだと思うので。毎日同じような気持ちでやっていけば自然と良い結果がでるのかなと思います」とうなずいた。

この日、かつて自主トレで打撃を学んできたヤクルト・内川にも一発が出た。「負けてられないですね。シーズンが終わって良い報告ができるように頑張りたいです」と力を込めた。

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