【J1】大久保嘉人が“古巣”川崎戦で2ゴール! 勝利逃すも「面白い試合はできている」

大久保嘉人

J1C大阪の元日本代表FW大久保嘉人(38)が3日、古巣の川崎戦(等々力)で2ゴールをマークした。1得点を挙げた柏との開幕戦に続き、開幕2戦3発とし、歴代トップに君臨するJ1通算ゴール数も188に伸ばした。

0―0の前半5分。右サイドでボールを受けると、ペナルティーエリア手前右約25メートルの距離から迷わず右足を振り抜き、相手GKも手を伸ばしたが届かず、ゴール左隅に吸い込まれていった。その後同点とされるが、前半22分。FKのこぼれ球をDF松田陸(29)が右サイドで拾ってクロスを上げると、ファーサイドに走り込んでいた大久保が左足で押し込んで勝ち越したが、試合は2―3で敗れた。

ベテランストライカーは「1点目は時間が早かったので枠内に打とうという気持ちで打ったらブレて入ってくれたのでよかった。2点目は、いいクロスが入ってくるので、自分はDFとの間に立ちながら、ボールが伸びたのでその瞬間にGKとDFジェジエウがかぶってくれたのでそこの一瞬をついた」と振り返った。

結果的に勝ち点3をつかめなかったが「面白い試合はできていると思うので、そこは自信を持ってやり続ければ。まだ2試合目だし、続けていけば、もっと怖いチームになる。マイナスなことはない」と前向きに語った。

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