元名古屋のストイコビッチ氏がセルビア代表監督就任 56歳バースデーに正式発表

ストイコビッチ氏

セルビアサッカー協会は3日、Jリーグの名古屋や旧ユーゴスラビア代表で活躍したドラガン・ストイコビッチ氏(56)が同国代表監督就任すると正式発表した。2024年の欧州選手権までの3年契約を結び、まずは3月からスタートする2022年カタールW杯欧州予選突破が当面の大目標だ。

56歳の誕生日に合わせて正式発表したようで同氏は協会公式サイトを通じて「うれしいと同時に非常に誇りに思う。これ以上の名誉はないし、これ以上の誕生日プレゼントを望むことはできない」とコメント。その上で「全員が一致団結し、ユニホームとエンブレムと国家のために死ぬ気で戦う必要がある。あくまで結果が最優先だが、相手を支配しより試合をコントロールして、より多くのゴールを取れるような戦いをしていきたい」と方針の一端を示した。

またこの日、同国代表のフィットネスコーチに喜熨斗勝史氏(56)が就任することも発表された。欧州強豪国で日本人のコーチ就任は異例。同氏は、スコイコビッチ氏が指揮を執ったJ1名古屋(08~13年)、中国1部広州富力(15~19年)でもコーチとしてタッグを組んでいた。

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