【ジャンプ】高梨沙羅が初実施のラージヒルで銀 世界選手権で4個目のメダル

銀メダルを喜ぶ高梨(ロイター)

【ドイツ・オーベルストドルフ(3日=日本時間4日)発】ノルディックスキーの世界選手権第7日、今大会から実施されたジャンプ女子個人ラージヒル(ヒルサイズ=HS=137メートル)で高梨沙羅(24=クラレ)は合計287・9点で2位。個人では原田雅彦氏(52)に並ぶ、獲得となった。ノーマルヒルで2位で、平昌五輪金メダルのマーレン・ルンビ(26=ノルウェー)が296・6点で優勝した。

高梨は1回目のジャンプで126メートルを飛び、134点で4位。2回目は距離を134メートルまで伸ばして、153・9点を獲得して2位に順位を上げた。

銀メダルは2013年以来、4大会ぶり。先月25日のノーマルヒルで3位だったのに続く今大会2個目のメダル獲得で、個人での通算メダル獲得数は原田氏に並ぶ「4」となった。

「やっと自分のジャンプが形になってきた」と話した高梨は、現在2位につけているW杯で、4シーズンぶりの個人総合優勝を目指す。

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