1時間待ちはザラ! ドンキ台北1号店が超フィーバーのワケ

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台北ドンキが大人気(地元民提供)

台湾の農業委員会(農水省)は3日、今年の日本のパイナップル購買量が前年比約130%増の5000トンになるとの見通しを発表した。中国が台湾産パイナップル禁輸を先月発表して以降、台湾は輸出の多角化や台湾内消費の拡大を図ってきた。全体でも大幅増の見通しで、蔡英文総統は日本など各国や台湾人に謝意を表明した。

このように親日家が多いとされる台湾に、驚安の殿堂「ドン・キホーテ」が初進出。首都・台北にできた1号店「DONDON:DONKI」は、“日本ロス”状態の台湾人が日本を“疑似旅行”できるスポットとして、とんでもないにぎわいだ。

台北ドンキは、東京で言うと渋谷や原宿のような若者向け繁華街・西門町にある。1月19日のオープンからだいぶたつが、表にはいまだ客の長い列ができている。「1時間待ちはザラ。24時間営業だし、夜中なら…と思って行っても、待たないと入れない」とは日系企業に勤める地元男性。

日本のモノしか置かないというのが最大の売りで、食料品も酒も雑貨も…と徹底している。値段は高めだが、これまで台湾で買えなかった日本製品も揃う。

男性はこのドンキ人気をこう分析する。

「デパートに並ぶ高級品はともかく、小物や雑貨は日本製が一番。そんな商品がたくさん並ぶドンキなら、まるで日本にいて買い物している気分を味わえる。店のつくりは日本と同じで、外まで聞こえるドンキのテーマソングも日本語バージョンだしね。コロナで海外旅行できない今、台湾人は日本を恋しがってる。だから人が集まるんだと思う」

日本政府観光局の統計によると、日本を訪れる台湾人の数は一昨年は489万人だった。コロナ禍で、昨年は69万人まで落ちただけに、“日本ロス”ぶりはハンパないのだろう。