蘭州市と義烏市、「中欧班列」集結センター建設で連携

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蘭州市と義烏市、「中欧班列」集結センター建設で連携

 2月27日、蘭州国際陸港で出発を待つ、蘭州とエレンホト、モスクワを結ぶ中欧班列。(蘭州=新華社配信)

 【新華社蘭州3月4日】中国浙江省義烏市で生産された機械設備や家電、アパレル・服飾品、日用雑貨を積んだ中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」がこのほど、甘粛省の蘭州国際陸港を出発した。内モンゴル自治区のエレンホト(二連浩特)口岸(通関地)から出境し、最終目的地のモスクワ(ロシア)に向かう。蘭州とエレンホト、モスクワを結ぶ中欧班列が運行されたことで、蘭州を中欧班列集結センターとする取り組みが一段と進むとみられる。

 蘭州国際陸港によると、今回出発した中欧班列は蘭州国際港務区投資開発と中鉄集装箱(コンテナ)運輸が協力して手配した。輸送貨物の価額は2020万元(1元=約17円)、重量は約676トンに上る。

蘭州市と義烏市、「中欧班列」集結センター建設で連携

 2月27日、蘭州国際陸港で、蘭州とエレンホト、モスクワを結ぶ中欧班列への積み込みを待つコンテナ。(蘭州=新華社配信)

 同陸港の関係者は今回の運行について、蘭州の物流ルートとしての優位性と地理的優位性、義烏の貨物集散地としての優位性と産業の優位性を効果的に結び付けるものだと説明。蘭州の陸港型国家物流ハブと義烏の貿易型国家物流ハブの緊密な連携を実現し、国際定期貨物列車の「点と点をつなぐ」から「ハブとハブをつなぐ」運行への移行が大きく進んだとの見解を示した。

 同陸港は甘粛省の重要な対外開放プラットフォームであり、現時点で中亜(中央アジア向け)、中欧、南亜(南アジア向け)、西部陸海新ルート、中吉烏(キルギス・ウズベキスタン向け)の5路線が運行されている。19年9月には蘭州陸港型国家物流ハブが国家物流ハブ建設リストに組み入れられ、内陸部の対外開放を絶えず新たな段階に向かって推し進めている。(記者/王銘禹)