メーガン妃が自身のイジメ報道を非難「組織的中傷」

メーガン妃(ロイター)

メーガン妃が英王室時代、側近らにいじめ行為を繰り返していたとする関係者の証言を英紙タイムズが伝えたことを受け、バッキンガム宮殿が調査を開始することが分かった。一方、同妃側は3日(日本時間4日)、今回の報道を「誤解を招くような有害な情報をもとに計算された組織的中傷」だと非難する声明を出した。

ヘンリー王子&メーガン妃の代理人は米NBCニュースに「(同妃を)中傷的な表現で、まるで真実としてメディアが報じたことに失望している」と述べた。

代理人はまた、7日に王子夫妻が英王室の真実を語るとされる米CBSのインタビュー特番が放送されることを直前に控え、メーガン妃をおとしめるような情報が英メディアにリークされていることは単なる偶然ではないと主張した。

そんな中、ヘンリー王子夫妻の元職員がタイムズ紙に暴露した内容について、英王室は「非常に憂慮している」とし、近く調査を開始すると発表した。

その上で「英国王室には長年にわたり職務の尊厳に関する方針があり、職場のいじめやいやがらせは決して許されるものではない」と続けた。

王子夫妻は2018年5月に結婚。昨年3月に王室離脱するまでの期間、ロンドンのケンジントン宮殿で暮らした。その間のメーガン妃の側近への扱いについて、元職員が「いじめとも言える精神的虐待やマインドコントロールだった」とタイムズ紙に告白した。

同紙は側近2人が同妃のいじめにより辞職に追いやられたとしている。

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