江口洋介、広瀬すず&櫻井翔の頼れる上司に。「ネメシス」で探偵事務所の“イケオジ”CEO役

江口洋介が、広瀬すずと櫻井翔がダブル主演を務める、日本テレビ系で4月スタートの連続ドラマ「ネメシス」(日曜午後10:30、開始日未定)に出演することが分かった。

完全オリジナル脚本となる本作では、天才すぎる助手・美神アンナ(広瀬)とポンコツ探偵・風真尚希(櫻井)の凸凹バディが、超難解な事件を次々と解決。無関係なはずだった事件が連鎖し、驚がくの真実が浮かび上がっていく、新時代の「探偵物語」だ。

「ネメシス」とは、正義の鉄槌で悪を砕くギリシャ女神。そんな名前がつけられた謎多き探偵事務所が、次から次に舞い込む難事件を解決。しかし、この事務所の真の目的は、突如失踪したアンナの父親を捜すこと。いくつもの事件を解決していく内に、父親失踪の謎を解く鍵が“20年前に闇に葬られた事件”にたどりつく。毎話、謎の断片がだんだんと明らかになっていき、ラストに向けて衝撃の展開が繰り広げられる。

今回、江口が演じるのは、探偵事務所「ネメシス」のCEO・栗田一秋。アンナの父・美神始の親友で、アンナ、風真と共に事件解決をする一方で、実は“20年前の事件”を知っているという重要人物だ。横浜で探偵を続けて30年。ヒップホップをこよなく愛し、型にはまらず、いくつになっても服や車も自分の好きなものを選ぶような、自由な生き方を貫く“イケオジ”。そして、クレバーでダンディズムにあふれ、仲間思いで、部下思い。まさにこんな大人になりたい!と思える、“理想の上司”そのものといえるキャラクターだ。昨今、シリアスでハードな役柄が続いた江口が、本作では、パブリックイメージを大きくくつがえすキャラクターで大活躍する。

江口は「一見すると王道の探偵もののようでありながら、いろんな要素がたくさん詰まっていて、面白い脚本だと思います。そして、僕自身もそうですが、すべての登場人物のキャラクターが個性的で。広瀬すずさん、櫻井翔さんと僕の探偵事務所のメンバーが、ファミリーのようであり、その関係性も楽しんでいただければと。入江(悠)監督の演出、映画のスタッフが作る細かくて奥行きのあるセットなど、やりがいを感じながら、日々撮影を楽しんでいます。たくさんの伏線が最終回に向けてどう絡み合っていくのか、ご期待ください」と作品の印象や見どころを伝え、「タイトルに含まれた秘密、言いたいけど言えない!」と期待を持たせる。

伝説的映画「SR サイタマノラッパー」や、2017年上半期興行収入第1位を獲得した「22年目の告白―私が殺人犯です―」で監督を務め、本作の総監督を務める入江氏は「子どもの頃からドラマや映画で見てきた江口洋介さんと、念願だった探偵ドラマ『ネメシス』でご一緒できて光栄です。これまでたくさんの役柄を演じてこられた江口さんですが、今回は一味違うファンキーでぶっ飛んだところのある栗田一秋という人物を演じていただいています」と江口と作品を共にすることへの喜びを口にする。

さらに「『ここまでやっちゃいましょう』『これも足していただいていいですか?』『ちょっと思いついたのでこれも!』と撮影現場でセッションしながら、いろんなことを演出的にお願いしています」と明かし、「現場では好きな映画や音楽の話をしながらも、重要な伏線についてはしっかり抑えてこられる江口さんに助けられています。自由で気ままな風来坊的な人、でも大事なとこはビシッと締める、そんな子どもも大人も憧れる新たな人物像にご期待ください」とメッセージを寄せている。

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