巨人のドラフト5位ルーキー・秋広優人内野手(18=二松学舎大付)が4日に、都内で行われた二松学舎大付の卒業式に出席した。
午前10時、晴れやかな表情で会場入りした秋広は最前列の右端に着席。学生生活最後となる学ランを身にまとい、ピンと背筋を伸ばした状態で式典に臨んだ。
式終了後には、多くの卒業生からサインや写真撮影を求められ、照れ笑いを浮かべながらも「ありがたいなと思います」と、一人一人丁寧に応じていた学内の〝ヒーロー〟。中には球団公式グッズである秋広の名前入りマフラータオルを持参した生徒もおり、その人気ぶりがうかがえた。
新たな門出を迎えた秋広は「3年間お世話になりました。プロの舞台で活躍して、恩返しができればいいなと思います。開幕一軍に向けて頑張って生き残れるようにしていきたい」と、力強く目標を宣言。一方で、久々に会った友人たちからは「『いよっ、3三振!』と言われました(笑い)」と、3タコに終わった前日の試合について早速いじられたことも明かした。
友人たちの自慢の同級生であるため、結果を残し続け、開幕スタメンを何としても勝ち取る覚悟だ。