Ｊ１ＦＣ東京がホーム開幕戦（６日、味スタ）で対戦するＣ大阪のＦＷ大久保嘉人（３８）を徹底マークだ。
ＦＣ東京の守備を支えるＤＦ森重真人（３３）が４日にオンラインで取材に応じ、今季Ｃ大阪に移籍して開幕から２試合３ゴールと絶好調の大久保に警戒感を露わにした。
「やっぱりゴール前でフリーにさせてしまうと点を決めれる力がある。嘉人さんは常にボールを取れる所に信じて動き出しているのをＦＣ東京で一緒にやって感じている。ミドルシュートも決めていたので、うまくスペースを消しながら守れれば」とかつての同僚でその実力を分かっているだけに気を引き締める。
対策としては、大久保だけに気を取られすぎないことが重要になる。
「配球するＭＦ清武（弘嗣＝３１）選手と、それを決めることができる大久保選手は攻撃において警戒しないといけない。（大久保は）ボールが出てくると怖い選手なので、供給するところをチームとして警戒したい。ゴール前では戦いになるので、そこで負けないようにしたい」と清武とのホットラインをいかに分断できるかが勝負の分かれ目となりそうだ。
２月２７日に行われた浦和との開幕戦は引き分け。「ホーム開幕戦なので、ルヴァンカップでも勝つことができたし、その勢いを持って臨みたい」とリーグ戦の今季初白星を誓った。
