キハ200形と220形 11日長崎ラストラン JR九州「シーサイドライナー」の愛称

11日が県内ラストランになるキハ200形(JR九州長崎支社提供)

 快速列車「シーサイドライナー」の愛称で親しまれたキハ200形とキハ220形の計12両が11日、長崎県内での運行を終える。JR九州長崎支社はラストランを見送る市民に記念ポストカードを贈る。
 県内では1994年、200形6両が新規投入され、現在は同形8両、220形4両が運行している。多くは青い外装(ドア部分は赤)。昨年3月に営業運転を始めた省エネ車両YC1系と入れ替わる。12両は大分、熊本、鹿児島各県に転属する。
 ラストラン列車は4両編成(先頭車両は赤い外装)で午後10時4分に長崎を出発し、諫早に同10時38分、早岐に同11時45分に到着する。長崎、諫早両駅では社員らが手旗で送り出し、見送り客には200形と220形のオリジナルポストカードをプレゼント。ホームで見送る場合、入場料170円が必要になる。


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