ドラゴンゲートのオープン・ザ・ドリームゲート王者シュン・スカイウォーカー(24)が、王者での地元凱旋を誓った。
7日のエディオンアリーナ大阪第2競技場大会では石田凱士とのV2戦を控える。これまでの前哨戦では挑戦者の反則攻撃に手を焼き、ベルトにも手を出されたことから「非情に葬る。情けのないような、無慈悲に」と息巻く。
負けられない一戦と位置づけるのは、4月4日の岐阜・多治見市産業文化センター大会を見据えるからだ。王者として初の凱旋となるため、地元の仲間や家族からもすでに「ベルトを持って帰ってきて」と期待されている。
「王者として凱旋するっていうのが自分のプロレスラーとしての一つの目標。厳しいプロレス界に背中を押してくれた家族、仲間、恩師への一つの恩返しとなる。コロナもありプロレスを通して地元を盛り上げたいし元気、活力を与えたい」と語る。
多くの人の後押しを受けて手にしたベルトだからこそ「神聖なるドリームゲートのベルトをぞんざいに扱ったりは容認できない」と石田を成敗するつもりだ。
4日の後楽園ホール大会では8人タッグマッチで前哨対決。場外戦で苦しむも、顔面蹴り、ミサイルキックで応戦し、最後は敵軍のダイヤ・インフェルノをSSWで下した。「正義が悪を倒すところをしっかり見せつけてやる」と誓った王者がベルトを死守する。