中国の感染症対策協力は地政学的目的ではない 全人代記者会見

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中国の感染症対策協力は地政学的目的ではない 全人代記者会見

 4日、北京の人民大会堂で開かれた第13期全国人民代表大会第4回会議の記者会見で、質問に答える張業遂報道官。(北京=新華社記者/金立旺)

 【新華社北京3月4日】中国の第13期全国人民代表大会(全人代)第4回会議は4日夜、北京の人民大会堂プレスホールで記者会見を開いた。会見はオンライン形式で行われ、同会議の張業遂(ちょう・ぎょうすい)報道官が、中国の新型コロナウイルス感染症対策の協力について次のように述べた。

 中国政府はワクチンを必要とする60カ国余りに対し、ワクチンの無償援助を既に実施したか、現在実施している。中国政府は発展途上国の緊急需要を満たすため、世界保健機関(WHO)が主導するワクチン公平分配の枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」に1千万回分のワクチンを提供すると発表した。また、ワクチン製造企業が中国製ワクチンの購入を希望する国へワクチンを輸出することを奨励し、支持している。中国製ワクチンを既に輸入、または輸入を検討している国は現在40カ国余りで、ほとんどが発展途上国となっている。中国が感染症対策の国際協力を行うのは、地政学的目的を図るためではなく、いかなる政治的条件も付加したことはない。より多くの人の生命と健康を守るためである。