東西南北

©Nikkey Shimbun

 6日午前0時より、サンパウロ州全域でコロナウイルスの外出規制が最低の赤レベルとなる。これで必要最低限の商業活動のみしかできなくなった。このところ連日のように、「死者、感染者が過去最大」と報じられているにも関わらず、街に繰り出してイベントやパーティをやっていた人たちの自覚を促す意味では必要なことだ。ただ、今回は事前に「2週間」と宣言しているので、いっそのこと学校や教会も含められなかったか。ずっと長期化するならともかく、2週間の短さでそれほど大きな打撃になるものだろうか。仮に期間延長する場合も、「学校と教会のみ早めに免除」というやり方もあった気もするが。とりあえず、どんな成果になるか、見届けたい。
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 外出自粛が強化される一方、コロナウイルスのワクチン接種が進むことが期待される。対象者の数が増え、2回目の接種も始まっているので、ドライブスルーの接種会場も増設されているから、列をなす車の数も増えるのでは。ただ、気になるのはこのところの暑さ。先日も、サンパウロ市の接種会場の周囲に長蛇の列ができ、炎天下で2時間待ちとの話が報じられた。77歳以上の高齢者に30度前後の気温で立ちっぱなしというのは、コロナ以前に別の病気になるおそれも考えられる。対策が必要では。
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 3日に行われたサッカーのサンパウロ州選手権。第2節で早くもやってきた伝統カード、イタケロンでのコリンチャンス対パルメイラス戦は、前半の内に4本のゴールが決まるシュートの打ち合いの末、2―2で引き分けた。サンパウロ州では6日から外出自粛規制が強化されるが、週末の次節も含め、今のところ、中止の声は聞かない。