大阪が都市型MaaS推進、「Osaka MaaS 社会実験版」配信開始

大阪メトロは4日、スマートフォン用アプリ「Osaka MaaS 社会実験版」を5日から配信すると発表した。このアプリの配信を皮切りに、大阪の都市型MaaSを進めていくという。

「Osaka MaaS 社会実験版」は5日に配信を予定しているiOS 13.0以上、あるいはAndroidOS 6.0以上に対応したスマートフォン用アプリだ。主な特徴として30日から大阪メトログループが運行開始を予定しているオンデマンドバスの予約と決済、関西2府4県で運行する大阪メトロを含めた鉄道・路線バス・オンデマンドバスなど多様なモビリティを使った乗り換え検索機能を搭載している。

さらに今後このアプリには、ユーザーの好みに合わせた沿線地域のおすすめスポット、目的地と連携した店舗情報の紹介などを近日中に追加する予定だ。

なお大阪メトロは今回の社会実験の結果を踏まえて、さらにバージョンアップしたアプリ「Osaka MaaS」のリリースを予定している。大阪メトロは、大阪ならではの都市型MaaSを実現し、「ワクワクする未来都市 大阪」を目指す。また他業種との多様なサービスなど様々な生活サービスをつなぐことで、「大阪に住みたい」「大阪にまた行きたい」と思っていただけるような大阪の街づくりに貢献すると述べている。

(出典:大阪メトロ Webサイトより)

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