Ｊ１ＦＣ東京の“東京五輪世代”ＤＦ渡辺剛（２４）が、守備のキーマンに名乗り出る。
開幕戦（２７日、埼スタ）で浦和と引き分けたＦＣ東京は、６日に開幕から２試合で３ゴールと絶好調のＦＷ大久保嘉人（３８）を擁するＣ大阪と、ホーム・味スタで対戦する。
生粋の点取り屋とのマッチアップを前に、渡辺は５日のオンライン取材で「得点能力がすごい選手だということは分かっている。最近の試合を見てすごいコンディションがいいなと感じている。そこをうまく止めることによって自分たちに流れが来ると思うので、そういう意味では大久保選手の抜け出しだったり、クロスへの対応とかを気をつけていかないとＣ大阪戦は厳しい試合になる」と危機感を募らせた。
また、東京五輪世代のＵ―２４日本代表は、Ｕ―２４アルゼンチン代表と国際親善試合を２試合（２６日＝東京、２９日＝北九州）行う。
代表入りへ「選ばれないと（アルゼンチンと）対戦できない。自分自身、まずチームで結果を出すことが大事だと思っている。いつ呼ばれてもできるような準備をしたい」と目をぎらつかせた。
大久保を封じ込めば大きなアピールとなるだけに、好守備でリーグ戦初白星をアシストしたいところだ。
