バルセロナ 今夏の「放出リスト」8人に久保同僚の名前も

久保建英

英紙「デーリー・スター」は4日、資金難に苦しむスペイン1部バルセロナがアルゼンチン代表FWFWリオネル・メッシ(33)ら8人が今夏の〝放出リスト〟入りしたと報じた。

同紙によると、総額10億円ポンド超(約1500億円)の債務があるバルセロナは2020年に8400万ポンド(126億円)の損失を出し、今夏には2億3300万ポンド(約394億5000万円)の支払いがあるとし、7日の新会長選挙の動向に関係なく、選手を大量売却する必要があるという。

すでに退団が確実なメッシは5年総額で約709億円も受け取っていたサラリーなくなることで「バルサの財政問題を緩和できることは間違いない」とした上で、放出が見込まれているスター選手と、売却額を報道。ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(28)は移籍金4500万ポンド(約67億5000万円)、フランス代表FWウスマヌ・デンベレ(23)も同額。バルセロナが獲得した値段の〝半値〟と厳しく査定された。

またスペイン1部ヘタフェに貸し出し中で、日本代表MF久保建英(19)と同僚のMFカルレス・アレニャ(24)は移籍金1350万ポンド(約20億2000万円)とし、DFセルヒオ・ブスケツ(32)とMFサミュエル・ウンティティ(27)、DFジュニオル・フィリポ(24)は900万ポンド(約13億5000万円)。FWマルティン・ブライトウェイト(29)は800万ポンド(約12億円)と伝えている。

この夏の借金まみれのバルセロナが大バーゲンを始めるのは間違いなさそうだ。

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