【陸上】青学大・原監督が「絆ランニング倶楽部」を創設「監督、選手会員募集します」

原晋監督

今年の箱根駅伝で復路優勝を果たした青山学院大の原晋監督(53)が新たな挑戦をスタートさせる。

青山学院大を5度の箱根駅伝総合優勝に導いた原監督は、かつて「プロ化が進む中、野球やサッカー、あるいはBリーグ(バスケットボール)やTリーグ(卓球)など、スポーツのプロ化が進む中で魅力あるコンテンツにしていかないと、ジュニアアスリートが陸上の長距離に振り向けてくれなくなる」と陸上界の未来に危機感を募らせていた。

そんな中、陸上の競技人口拡大などを目的にクラブチームを創設。チーム名は「絆ランニング倶楽部」で市民ランナーや実業団選手のセカンドキャリアもサポートする方針だという。日本実業団連合の大会には、昨年から「クラブチーム」も登録が可能となったため、結果次第では全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)に出場できる。

ツイッターには「随時監督、選手会員募集していきます。みんなで日本陸上界を盛り上げて行きましょう!」とつづり、強い意欲を示した原監督。陸上界の発展へ、旋風を巻き起こすことはできるか。

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