鶴屋百貨店、社長に福岡氏 10年ぶり交代、久我氏は会長に

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鶴屋百貨店の社長に内定した福岡哲生常務取締役企画本部長
   鶴屋百貨店の会長に就く久我彰登社長

 鶴屋百貨店(熊本市)は5日、福岡哲生常務取締役企画本部長(58)が社長に昇格する人事を内定したと発表した。久我彰登社長(65)は代表権のある会長に就く。同店の社長交代は10年ぶり。

 JR熊本駅ビルなど県内で相次ぐ商業施設の開業や、新型コロナウイルスの感染拡大で経営環境が激変する中、経営体制を強化するのが狙い。5月下旬の株主総会と取締役会を経て正式決定する。

 福岡氏は販売促進部や売り場の経験が長く、同店の名物企画「全国有名駅弁当とうまいもの大会」といった催事を数多く手掛けた。テレビ番組とのタイアップなど、メディア戦略を通じた集客力向上でも力を発揮してきた。

 久我氏は2011年、55歳の若さで社長に就任。店舗の大規模リニューアルや16年の熊本地震からの早期再開などに取り組んだ。また、事業所内保育所の設立など、従業員が働きやすい環境整備にも力を入れた。19年3月から熊本商工会議所会頭も務めている。(東有咲)