【新日本】タイチ 後藤洋央紀との実力者対決で…NJC初戦敗退「俺だけ何もねえってか」

後藤(右)の牛殺しを食らってしまったタイチ

新日本プロレス5日後楽園大会の「NEW JAPAN CUP」1回戦で、タイチ(40)が後藤洋央紀(41)に敗れいきなりトーナメントから姿を消した。

実力者同士の激突は互いに一歩も譲らない意地の張り合いとなった。アックスボンバーとラリアートの応酬を繰り広げたタイチは、後藤の必殺・GTR(変型ネックブリーカー)を回避すると、のど輪落としをさく裂。デンジャラスバックドロップ、タイチ式ラストライドで猛攻を仕掛けてく。

さらにブラックメフィストとGTRの読み合いからハイキックをヒットさせ、タイチ式外道クラッチで丸め込むもカウント3は奪えない。天翔十字鳳(トラースキック)をキャッチされてGTW(変型GTR)を浴びると一気に失速。最後はGTRで沈められてしまった。

昨年のNJCでは棚橋弘至(44)、飯伏幸太(38)とトップ選手を連破し一躍台風の目となったが、今年は無念の1回戦敗退。タイチは「笑いたきゃ笑えよ。バカにしたきゃバカにしろよ。俺だけ何もねえってか。笑えよ。いいよ、俺だけ何もねえって、嘲りやがって、バカにしやがって…チクショーオオオオ!」と悔しさを爆発させ会場をあとにした。

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