天守閣を火災から守れ 春季火災予防運動、熊本城で消防訓練

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はしご車から天守閣に放水する中央消防署の隊員ら=熊本市中央区

 熊本城(熊本市中央区)の総合消防訓練が5日、天守閣一帯であり、4月26日から内部の一般公開が始まる天守閣を火災から守るために、消防隊員らがきびきびとした動きで消火活動に当たった。7日までの春季火災予防運動の一環。

 天守閣3階の展示室で不審火が発生し、逃げ遅れた観光客が6階に残っているとの想定。市中央消防署と地元消防団の約40人が車両6台で出動した。

 消防隊員らが連携して、天守閣の上部まで伸ばしたはしご車から放水。ドローンを使って、建物の延焼状況や、ほかに逃げ遅れた観光客がいないか確認した。

 同署の朝倉一郎警防課長は「観光客と展示物を守るため、最大限の準備をしたい」と力を込めた。(岡本遼)