植樹、除草17年、花あふれる公園に 上天草市・維和島の住民グループ

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維和島「桜・花公園」に河津桜の苗木を植える維和地区まちづくり委員会のメンバー=上天草市

 熊本県上天草市大矢野町の住民グループ、維和地区まちづくり委員会(鬼塚泰英会長)が、地元・維和島の高台にある「桜・花公園」をさらなる花の名所にしようと、桜の植樹や花壇の手入れに励んでいる。

 同公園や一帯では、ソメイヨシノを中心に約250本の桜が毎年春に訪れた人たちを楽しませている。眼下には八代海や有明海、島々が広がり、夕景スポットとしても人気だ。

 同委員会は2004年の発足時から、公園内の草刈りなど環境整備に取り組んできた。近年は植樹や、花壇にシバザクラをハート形に植えて彩るなどボランティア活動にも力を入れる。

 早咲きで知られる河津桜はこれまで数本しかなかったが、昨年植樹した10本に続き、3日にはメンバー8人が遊歩道に沿って新たに苗木20本を植えた。

 苗木は高さ2メートルほど。5、6年後には3メートル以上に成長し、2月中旬ごろになると枝いっぱいにピンク色の花を咲かせる見込みだ。

 副会長の小林博美さん(73)は「メンバーも高齢化した。元気なうちにもっと整備して、子や孫たちの代にきれいな公園を残したい」と笑顔を見せた。(松冨浩之)