ドレイクが3曲入りEPをサプライズで発売。配信直後に米Apple Musicの1~3位を独占

Photo: Mat Heyward/Getty Images

ドレイク(Drake)が、3曲入り新作EP『Scary Hours 2』を2021年3月5日にサプライズ・リリースした。このEPは2018年に発売した「God’s Plan」を収録した2曲入りシングル『Scary Hours』の続編となる。

『Scary Hours 2」は、ファンが彼のニュー・アルバム『Certified Lover Boy』のリリースを待ちわびている中でのリリースとなった。このEPには「What’s Next」「Wants and Needs feat. Lil Baby」との「Lemon Pepper Freestyle  feat. Rick Ross」が収録されており、配信直後にアメリカのApple Musicのチャートではこの3曲は1位~3位を独占している。

『Certified Lover Boy』は1月にリリースされる予定だったが、ドレイクが膝の手術から回復するためにさらに時間を必要としたため、発売が遅れていた。

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ドレイクは新作アルバム『Certified Lover Boy』についてこう語っていた「最高の気分でアルバムに集中できてうれしいよ。でもアルバムは1月にはドロップしないだろうね」。また、ドレイクは最近、故郷のトロントでミュージック・ビデオを撮影しているところを目撃されたと報じられていた。

今回のリリースのタイミングは、5ヶ月前に『Scary Hours』EPをリリースしていた。

ドレイクが2018年にリリースしたスタジオ・アルバム『Scorpion』の5か月前に2曲入りシングル『Scary Hours』を発売したことに合わせているのではという声も上がっている。

ドレイクは昨年、リル・ダークとのシングル「Laugh Now Cry Later」のリリースと共に、『Certified Lover Boy』を発表していたが、正式なリリース日はまだ公開されていない。DJで米ラジオ司会者のAkademiksは以前、新作アルバムは4月かそれ以前に発売されると主張していたが、今週初めにはドレイクが今週末に新曲をリリースすると予想していると発言していた。

先月、Drakeo The Rulerのミックステープ『The Truth Hurts』に収録されている「Talk To Me」にドレイクはゲスト参加していた。16曲入りのこのミックステープには、Pressa、Ketchy The Great、Icewear Vezzoらも出演している。

Written By Tim Peacock

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ドレイク『Scary Hours 2』
2021年3月5日配信

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