楽天・田中将 突如制球乱れ6回に3連打2失点

出だしこそ完璧だったが…

楽天・田中将大投手(32)が6日、中日とのオープン戦(バンテリン)に実戦3度目の登板。3イニング目となる6回に二死から3連打で2失点を喫した。

開幕投手に指名されている涌井に後を受け2番手として4回からマウンドを継いだ田中将。最初の2イニングを持ち前の制球力で無安打無失点、3奪三振の完璧な投球で立ち上がった背番号18だったが、2巡目となった6回にその制球が乱れた。

京田、阿部をわずか8球で料理し二死を奪った田中将だったが、4番・ビシエドの初球、アウトローに構える女房役・太田に対し田中の投じた一投はシュート回転で真ん中高めに浮き上がる146キロのストレート。

この失投をビシエドは見逃さずフルコンタクトで左中間へと運びこの日、初被安打。これに苦笑いを浮かべた田中将は続く高橋周には外角低めスプリットを拾われ中前タイムリー。さらに平田にも外角ストレートを右戦適時二塁打とされ、3連打で2点を失った。

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