巨人・原辰徳監督(62)がローテ候補の右腕2人に対照的な評価だ。
日本ハムとのオープン戦(6日、札幌ドーム)で巨人は先発ローテ候補2右腕が登板した。開幕2戦目(27日DeNA戦=東京ドーム)先発が内定している戸郷翔征投手(20)が5回3安打無失点と好投。一方、2番手・畠世周投手(26)は野村に特大ソロを浴びるなど、4回5安打2失点だった。
指揮官は戸郷については「簡単に点をやらない」と目を細めたが、畠に対しては「評価として、なんていう評価をしていいか分からないね」と〝採点不可能〟とした。「もう少しできる人だと思うのでね」と畠への期待の高さゆえの厳しさだった。
指揮官の思いを肌で感じている畠は「簡単に本塁打を打たれてしまいましたし、粘ることもできなかったです。序盤のストレートで、いいボールはありましたが、それを続けられなかったことも反省点です」と反省しきりだった。