【新日本】KENTAがNJC初戦突破 鈴木みのると2回戦で15年半ぶりのシングル戦へ

ジュース(右)に非情なキックを叩き込むKENTA

新日本プロレスの6日・大田区総合体育館大会の「NEW JAPAN CUP」1回戦で、KENTA(39)がジュース・ロビンソン(31)を下し、初優勝へ好発進した。

今年の1月4日東京ドーム大会でIWGP・USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦を行うはずだったが、ジュースの左眼窩底骨折により対戦が消滅。因縁の公式戦で、KENTAは目への攻撃を執拗に繰り出していった。

GAME OVER(変型クロスフェース)を逃れられてプリンスズスロウンを浴びたKENTAは、go2sleepとパルプフリクションの切り返し合戦からナックルパートでダウンを喫する。それでもパルプフリクションを狙われたところで体を入れ替え、GAME OVERで逆転のギブアップを奪ってみせた。

2回戦(13日、名古屋)では鈴木みのる(52)との対戦が決定。みのるとは2005年8月のノア有明大会以来、実に15年半ぶりのシングルマッチとなる。KENTAは「こんなこと言いたくないけど、本調子じゃなかったんだよ。…天龍(源一郎)さんに前日飲まされた! めっちゃ調子悪かった。俺もあれから年を重ねて、自分なりの今のスタイルでやってて楽しみじゃん」と雪辱に闘志。「結局、俺が何を言いたいかっていうと…鈴木みのるはツイッターでポエムみたいなことをつぶやきがちってこと!」と唐突に結論づけた。

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