高鍋農業高に「全国枠」 実業系高校では宮崎県内初

 県教委は、県外から生徒を募る「全国枠」を実業系高校では県内で初めて高鍋農業高(高鍋町)に2022年度入学試験から導入する。畜産など2学科で計16人程度を受け入れ、定員割れの解消とともに将来的に本県畜産を支える優秀な人材を育成したい考え。同校は21年度から新たに肉用牛の肥育を取り入れ、繁殖との一環教育を展開。県外からの人材も取り込みながら、全国トップレベルの畜産経営が学べる拠点づくりを目指す。

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