県内の新型コロナウイルス感染者のうち、県北地域の軽症者や無症状者の3人に1人程度に「倦怠(けんたい)感」や「頭痛」「脱毛」などの後遺症がみられたことが、延岡市・九州保健福祉大薬学部の佐藤圭創(けいぞう)教授(呼吸器、感染症)の調査で分かった。感染収束が見通せない中、感染後の長期的なケアや実態把握は課題の一つとなっており、同地域では後遺症に特化した診療体制の構築に向けて準備を進めている。
新型コロナ 軽症者ら3人に1人「後遺症」 宮崎県北地域で調査
- Published
- 2021/03/07 06:04 (JST)