世界最高レベルのMFとして君臨してきたマンチェスター・シティMFケヴィン・デブライネ。
彼は若くしてチェルシーに引き抜かれたものの、当時のジョゼ・モウリーニョ監督に重用されずにわずか9試合の出場で退団した。
『Sky Sports』のインタビューでチェルシー退団について語った。
ケヴィン・デブライネ(マンチェスター・シティMF)
「去ることを決めたのは、当時はもうプレーするチャンスがないと感じたからさ。自分にはチャンスが来ないと思った。
チェルシーを去って、自分がやり直せると感じる状況に向かうことが最善の決断だった。
こうなると思っていたか?もちろんそうではなかったよ。
当時はキャリアで最悪の状態だったからね。でも、サッカー選手としての自分の能力を疑ったことは一度もなかった。
8年後にシティやワールドカップなんかでプレーすることになるとは考えられなかったよ。素晴らしいことだ」
「僕とジョゼ・モウリーニョとの関係についてはメディアで多くのことが報じられた。
でも、真実は彼とは2回しか話さなかったということ。いつもローンで放出するというプランばかりだった。
12月にジョゼは僕をオフィスに呼んだ。自分にとっては人生で2番目に大きな人生を変える瞬間だった。
書類を前にした彼は『1アシスト、0ゴール。リカバリー10回』と言ったんだ。
彼が何をしているのか理解するのに少し時間がかかったよ。その後、彼は他の攻撃陣たちのスタッツを読み上げ始めた。ウィリアン、オスカル、マタ、シュールレ…。5ゴール、10アシストとかね。
ジョゼは僕が何かを言うのを待っているような感じだった。
最終的に自分は『でも…彼らは15~20試合プレーした。僕は3試合だけだ。だから、違いますよね?』と言ったよ。
とても変な感じだった。自分は完全に正直だった。
『このクラブは僕のことを本当には望んでいないと感じる。僕はプレーしたい。むしろあなたに僕を売って欲しい』とも言ったんだ」
チェルシーではチャンスがないと感じていたために退団を決断したとのこと。
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そして、面談で向かい合ったモウリーニョにも本音を告げていたそう。