少しでもおトクに!手間をかけずに節約できる買い方、考え方を変えてみる?

同じ買い物をするなら少しでもおトクに買いたいと思うのは誰しも同じ。でも数円のおトクのために時間をかけるのは現実的ではないですよね。今回は手間をかけずにできるおトクな買い物テクニックを紹介します。


支払い方法でおトクに

まずは定番でやっている人も多いテクニックから。現金で支払えばそれで終わりですが、クレジットカードで支払えばポイントが貯まります。最近ではコンビニエンスストアでの数百円の買い物でも気軽にクレジットカードを使えるようになったので、例え0.5%や1%のポイントはもらったほうがおトクです。スーパーが発行しているクレジットカードで、特定日の割引なども積極的に利用したいですね。

またクレジットカードポイント以外にもらえるポイントがあればそちらももらいましょう。お店ごとのポイントカードを作るのは手間になってしまいますが、よく行く店のポイントや多くの店で使える共通ポイントは貯めやすくなっています。

近年急速に広がっているPay決済(コード決済)は、スタート当初の勢いある還元率ではありませんが、たまに数十%のポイント還元をやることがあります。還元率が高いときは狙いたい支払い手段です。Pay決済(コード決済)を通してクレジットカード決済にしても同様の還元が受けられますので確認してみてください。

ただし支払い手段があちこちに広がってしまうと管理できなくなる可能性があるので、自分の性格にあわせて支払い手段は管理できるように使ったほうがよいでしょう。

最新型・新品じゃなくていいんじゃない?

パソコンやスマートフォン、家電など、頻繁に新機種が発売されるものは、最新型でなくなったいわゆる「型落ち品」が存在します。新品には変わりはなくただ最新型でなくなっただけの理由で安くなるのですからおトクですね。「最新型を買って友達に自慢したい」人もいるかもしれませんが、そうでないのであれば型落ち品を積極的に買って節約しましょう。

ただし最新型はそれまでの不便だった点が改善されていることも多いので、型ごとの機能の比較をしてから買い物をすると失敗がありません。

また「整備品」もおトクです。整備品とは一度販売され消費者の手元に渡ったものがなんらかの理由でメーカーに戻り、動作状況を確認し整備や修理された商品になります。しっかりと専門の人によって整備されているので安心ですし、消費者の手元に渡っても長く使われていたわけではないので、状態としては新品と同じようなものです。

いっそのこと中古品でもいいんじゃない?

昭和の時代から古本屋、古着屋などがありましたが、人によっては「他人が使ったものは抵抗がある」と敬遠していた人もいます。しかし現在、フリマアプリによって個人間売買が普及し、一度他人が使ったものへの抵抗も減ってきているように感じます。

このあたりの感覚は人によって差が大きくありますが、例えば食器であればお店で食べれば使われてる食器は他人も使っているとか、服も貸衣装であれば多くの人が使っているし、と、意外と他人と共有しているものが多くあるため、中古品への抵抗も薄れ、「格安で買えるのであれば」と思う人も増えてきています。

ただしあくまで中古品なので、傷や擦れ、電化製品なら目に見えないトラブルがあるかもしれません。実店舗で購入する中古品ならしっかり自分の目で確認するようにし、フリマアプリなどであればコメントをして納得がいくまで確認してから買い物するほうがよいでしょう。


食料品から衣類、家電、家具、さまざまな買い物を私たちはしています。それぞれにあわせて少しでもおトクで買える方法を探して、塵を積もらせて山にしてみませんか。

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