足元に春の訪れ、テントウムシも「綱渡り」 京都・長岡京

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ツクシの上で「綱渡り」するテントウムシ(京都府長岡京市)

 冬ごもりの虫がうごめきだす二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」の5日に合わせ、西山の麓の西山公園(京都府長岡京市長法寺)ではツクシが姿を見せ始めた。そのツクシにテントウムシが元気に登るなどして春の訪れを感じさせた。

 ツクシはスギナの胞子茎で、食用の野草で親しまれている。公園を管理する市緑の協会は「寒暖の差が激しく例年になく発生場所で草が生育して周囲を覆いツクシが出るか心配した。3日の雨の後に出始めた」という。

 ツクシは、まだ数本と少なく下草の中で複数の虫がうごめく。その中の1匹のテントウムシが、長さ10センチほどのツクシに素早く登り先端で周囲を見回した。安心したのか並んで伸びたツクシに渡り下りて草の中に姿を隠した。同協会は「これからツクシがたくさん出ると思うが、取らずに観察だけにとどめてほしい」と話した。