公式戦で破竹の連勝を続けるなど圧倒的な強さを取り戻したマンチェスター・シティ。
得点を量産するようになったMFイルカイ・ギュンドアンがチーム復活のきっかけを明かした。『Guardian』のインタビューでこんな話をしていたのだ。
イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティMF)
「あの試合を覚えている。(それまでの試合では)僕らがコントロールはできていたが、とても腹立たしい結果になっていた。
最も大事なことは、あのユナイテッド戦で少し違ったプレーをしたこと。そこで戦術面で僕らの試合が変わり始めた。
サイドバック(ジョアン・カンセロ)を中盤に入れ始めた。選手のオーバーロードを作り出して、自分たちにアドバンテージを与えるためにね。
監督が自分たちに求めていることを全員が理解するまで少し時間がかかった。
でも、今の僕らはいいプレーをすれば結果を得られると感じている。全ての賞賛はペップに向かうべきだと確信しているよ」
CFの頭を悩ませているシティだが、カンセロやギュンドアンらをより高い位置に配置するようになった。
【動画】ペップもガッツポーズ!ギュンドアンが突き刺した鬼フリーキック
ギュンドアンは、SBであるはずのカンセロが中盤で自分のすぐ隣にいることを奇妙に感じるかと聞かれるとこう答えている。
イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティMF)
「それほどでもないよ、ジョアンはボールキープ、正しい選手や正しいスペースへボールを動かすことなど技術的にとても優れているからね。
だから、彼がこの異なるフォーメーションで素晴らしいプレーをしているのは驚きではなかった。
ジョアンは素早く自らのポジションであるサイドバックに舞い戻る。だから、僕らは守備力もすばらしいんだ」
また、自分が得点を量産するようになったことについてはこう述べた。
「プレーするポジションと慣れによるものさ。
ある時点でこのポジションは相手のボックス内に走りこんだり、正しいタイミングで正しいスペースにいようしたりすることが許されるとも判断したよ。
全てはとても信頼できる練習にあるので、リズムに乗ることができる。
それを全ての試合で繰り返すことで、得点を決めるのに役立つのさ」