千葉県知事選 白塗り異色候補の河合氏に大川総裁「既成概念を壊せ!」

河合悠祐氏(右)と大川豊総裁

千葉県知事選(21日投開票)に立候補している「千葉県全体を夢と魔法の国にする党」代表の河合悠祐氏(40)が7日、JR総武・内房線沿線の駅前で街頭演説した。

「千葉をエンターテインメント県にしたい」と訴える河合氏は、顔面白塗りのピエロに扮し、異色候補として、注目を浴びている。この日はなぜかメガネをかけ、普段とは違う様子だ。

重度の花粉症なのかと思いきや「いつもふざけたことを言っているので、今日はまじめな話をしようかと」とシリアスなピエロに変身していた。

「県知事選の投票率があまりに低い。前回は全体で31%、20代は18%だった。今回は20代を30%、全体で40%にしたい。僕が選挙に出て、少しでも投票率が上がれば意義がある」と訴え、ネット上だけでなく、街頭活動にも熱を入れるという。

船橋駅前での演説には、官邸での首相会見で鋭い質問をぶつけているフリージャーナリストで、大川興業の大川豊総裁が取材に訪れた。元芸人でもあった河合氏は大先輩を前に「めちゃくちゃうれしい。総裁みたいに軍団を作りたかったんです」と感激しきりだった。

大川氏は「今、閉塞感が凄い。(批判の声は)気にする必要ない。日本の今までの既成概念を自分から壊せばいい」と河合氏のチャレンジに目を見張った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社