【スターダム】中野たむらコズミック・エンジェルがアーティスト王座防衛「旋風を巻き起こす」

コズミック・エンジェルの白川未奈、中野たむ、ウナギ・サヤカ(左から)

女子プロレス「スターダム」の中野たむが、ユニット「コズミック・エンジェル」でのベルト独占を狙う。

3日の日本武道館大会ではジュリアとの歴史に残る「敗者髪切りマッチ」を制し、ワンダー王座を初戴冠。7日の後楽園ホール大会では、白川未奈、ウナギ・サヤカと6人タッグのアーティスト王者として「STARS」の岩谷麻優、スター・ライトキッド、飯田沙耶組とのV2戦に臨んだ。

岩谷との応酬ではエルボーの連打を食らいヒザから崩れる場面もあったが、王者の「コズミック・エンジェル」は抜群の連係を発揮。最後は中野が猛虎原爆固めでキッドを仕留め「これからもどんどん防衛していきます」と喜びを爆発させた。

V3戦は、この日の第3試合で次期挑戦権を手にした「クイーンズ・クエスト」の渡辺桃、AZM、上谷沙弥組を26日後楽園大会で迎え撃つことが決定的となった。

しかも白川とウナギは、タッグのゴッデス王座(王者は舞華&ひめか)に挑戦することを表明。盟友の行動に目を細めた中野は「びっくりした。頼もしいですね。アーティストのベルトを無限に守って、そしてタッグのベルトを取れば3人とも2本持ちになれる。しっかり持って帰ってください。これから『コズミック・エンジェル』旋風を巻き起こしましょう」。この勢いでユニットの頂点に立つ。

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