広島ルーキー3投手が本拠地デビュー 無失点好投に佐々岡監督「結果も内容もよかった」

並んでファンに挨拶する(左から)大道、森浦、栗林

広島のルーキー3人衆が揃って〝本拠地デビュー〟で好投した。7日に行われたヤクルトとのオープン戦(マツダ)で、5回にまずはドラフト2位・森浦大輔投手(22=天理大)が登板。村上に右前打を浴びるも後続を抑えて無失点でしのぎ「これからもゼロを目指してやっていきたい」と腕をぶした。

7回のマウンドにはドラフト3位・大道温貴投手(22=八戸学院大)が登場。先頭打者の塩見に四球を与え走者を出すが、女房役の石原がその塩見の盗塁を阻止すると、オール直球勝負で後続2人を打ち取った。日に日に評価を上げる右腕は「今日は力んで体はフワフワした中で投げていた。もっと周りが見えてくればいい球がいって抑えられると思う」と自信をのぞかせた。

ドラフト1位・栗林良吏投手(24=トヨタ自動車)は8回に上がった。最速151キロを計測した直球を主体に村上、元山、荒木を難なく抑え「制球ができていなかった。実力で抑えられたわけではない。ここからしっかり自分の実力で抑えていきたい」とキッパリ。頼もしい新人の好投に佐々岡監督は「3人とも緊張して力みがあったと思うが、その中で結果も内容もよかった」と目を細めていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社