70人 新たな一歩 佐世保市立看護専門学校 卒業式

卒業証書を受け取る卒業生=佐世保市立看護専門学校

 長崎県佐世保市平瀬町の市立看護専門学校(久家美智代校長)で6日、卒業式があり、70人が恩師や仲間との別れを惜しみながら、新たな一歩を踏み出した。
 卒業生は3年間で千時間を超える実習に臨み、2月に看護師の国家試験を受験。市内外の病院への就職内定や大学進学が決まっている。
 久家校長は一人一人に卒業証書を手渡し「ここで学び、考え、育ったことを一生の誇りとして、社会に貢献する人材になってほしい」と激励。卒業生を代表し、山田歩果さん(21)は「くじけそうになる時もあると思うが、患者さまの思いを大切にするということだけは忘れず、日々成長していきたい」と決意を述べた。

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