闇に浮かぶ鳥居や山門 夜のまちあるき楽しんで 長崎の名所をライトアップ

幻想的に浮かび上がった八坂神社の鳥居や山門(奥)=長崎市

 長崎市は6日、観光客や市民らに夜のまちあるきを楽しんでもらおうと同市鍛冶屋町の清水寺の山門や八坂神社の鳥居などのライトアップを始めた。日没から午後10時まで毎日点灯し、闇に浮かぶ幻想的な風景が楽しめる。
 市は、2017年に策定した環長崎港夜間景観向上基本計画に基づき、「中島川・寺町」など各エリアで名所などのライトアップを進めている。
 点灯式は、地域住民らでつくる清水寺・八坂神社参道まちづくり協議会が開き、近隣の自治会長や商店街関係者ら約50人が出席。田上富久市長は「なじみが深く、長崎の誇りでもある風景。地域の魅力をより高めて、にぎわいづくりを進めていきたい」とあいさつした。
 清水寺の山門と門柱、八坂神社の山門と鳥居がほのかな光りで照らされると、早速、観光客らがスマートフォンで撮影していた。

ほのかな明かりに照らされた清水寺の門柱や山門(奥)=長崎市

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