【新日本】ザックがゲイブとの英国対決で貫禄勝利 3年ぶりNJC制覇へ好発進

3年ぶり2度目の優勝に好発進したザック

新日本プロレス7日山梨大会の「NEW JAPAN CUP」1回戦で、ザック・セイバーJr.(33)がゲイブリエル・キッド(23)を下し3年ぶり2度目の優勝に好発進した。

英国人レスラーのトップを走り続けてきたザックと、LA道場で柴田勝頼(41)の指導を受け新日本マットに飛び込んだゲイブによる公式戦は、序盤から高度なグラウンドテクニックの応酬となった。さらに10分が過ぎると互いにヒートアップ。ザックは張り手合戦から脇固め、アームバーに捕獲していく。

ネックロックを垂直落下式ブレーンバスターで切り返されながらも、ゲイブの必殺ダブルアームスープレックスは許さない。これを切り返すとコブラツイストで捕獲。なおも粘るゲイブを最後は三角絞めでギブアップさせてみせた。

ザックは戦前からゲイブの今後の指導役となることにも興味を示しつつ、柴田への来場を呼び掛けていたが、この日の会場にその姿はなかった。試合後は「カツヨリはどこだ? ゲイブ、寂しいか? やっぱりゲイブはLA道場から追い出されたんだと思う。ペットが病気になった飼えなくなって捨てる家族がいるけど、動物保護活動をしている俺からすれば本当に寂しい。でもゲイブは見た目もブサイクだからな…。柴田、いつか絶対お前の居場所を突き止めてやる」と宣言していた。

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