循環型社会の実現に向けた取り組み「YOKOHAMA サスティナブル STATION」が7日まで、横浜市神奈川区のJR横浜鶴屋町ビルで開かれた。古着から作った燃料で走った車の展示撮影会も行われ、リサイクルへの関心を高めた。
JR東日本グループ11社からなる「YOKOHAMA Station City運営協議会」主催。
イベントでは、6年前に古着から作ったバイオ燃料で走行したこともある米国車「デロリアン」を展示。デロリアンの名称は、世界的にヒットした映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場したクルマ型タイムマシンとして使われたことで知られている。7日には買い物客の親子らが順番に運転席に座って写真を撮り合っていた。
今年2月に続き、不用衣類の回収キャンペーンも実施。回収した衣類は、ポリエステル繊維にリサイクルされ、着用できるものは寄付またはリユースされるという。会場に設置された衣類回収ボックスには大勢の人が衣類を持ち寄っていた。JR東日本の担当者は「エコに対する意識が広がっているのを感じている」と話した。