福原愛の「不倫疑惑」スポンサー、仙台市は〝様子見〟

不倫疑惑を否定した福原愛さん

卓球女子で五輪2大会メダリストの福原愛さん(32)が不倫疑惑騒動に揺れる中、スポンサー企業などは現時点で静観の構えを見せている。

4日発売の週刊誌「女性セブン」では福原さんが知人男性と横浜でデートし、高級ホテルと自宅に宿泊したと報じられた。しかし、同じ日に福原さんは自身がマネジメント契約を結ぶ「電通スポーツパートナーズ」の公式ホームページで直筆のメッセージを公開。男性とのデートについて社会人の先輩としてアドバイスをもらう目的だったと説明した上で「一緒の部屋に宿泊した事実はありません」と不倫関係を完全否定している。

昨年秋、競泳の瀬戸大也(26)に不倫報道が持ち上がった際は複数のスポンサーが契約を打ち切ったが、福原さんを起用する会社に契約解除などの動きはない。薬品会社「クラシエ株式会社」は現在も公式ホームページのトップに福原さんの写真を掲載している。

また、福原さんは東日本大震災が起きた2011年に仙台市の観光アンバサダーに就任。10年間にわたって同市のPR活動をしている。今回の騒動を受け、同市の観光課の担当者は「プライベートなことですので」と前置きした上で「特に何も検討していません。観光アンバサダーとして継続していただく予定を変更することはないです」と明言した。

ただ、今後も週刊誌などで続報が出る可能性があり、世間のイメージが回復するのか、それとも悪化するのかは不透明な雲行き。今のところは、関係各所も〝様子見〟の段階といったところか。

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