不評だった竹内涼真の金髪&ヒゲ姿の支持率が急上昇

竹内涼真

過酷なアクションシーンの撮影現場で、俳優・竹内涼真(27)が見せたバディ力とは⁉

公開中の映画「太陽は動かない」で、主演・藤原竜也(38)の相棒役を演じる竹内。6日に都内で行われた公開記念舞台あいさつでは、藤原と竹内の絆が明かされた。

藤原、竹内らが演じる秘密組織のエージェントが、各国のエージェントと命がけの頭脳戦を展開するアクション作品。船の救出シーンでは、午後4時から翌朝までワイヤロープにつるされたまま演技を行った。

ただ、藤原は高所も暗闇も水もすべて苦手。監督はそのことを知らなかったそうで、ビルでの撮影では、藤原は恐怖のあまり、3階くらいの高さになった時にブルブルと体が震えていたという。

そんな弱腰の藤原を支えていたのが〝バディ〟を組んだ竹内だ。

「撮影現場では、合間の時間にも藤原と竹内がコミュニケーションをよく取っていて、それが撮影にも生かされたと思う。全力の演技でぶつかる竹内に、藤原もそれに応えようと恐怖心を乗り越えた」(映画関係者)

2人は事務所の先輩・後輩という間柄だけに、藤原も情けない姿を見せまいと奮起したようだ。

現在、竹内の主演ドラマ「君と世界が終わる日に」(日テレ系)が放送中。撮影のために金髪&ヒゲ姿へのイメチェンがやや不評だったが、映画ではサマになっていると評判だ。

広告代理店関係者は「イメチェンによる今までの容姿とのギャップを受け入れられない声もあったが、同作での男らしい役柄が、より竹内の魅力をアップグレードさせたのでは」と指摘する。

壇上で、続編に尻込みする藤原とは対照的に、竹内は「続編があれば、現場に必ず竜也さんを連れていきます!」と力強く宣言した。

かつての勢いがないともいわれるが、今作で〝ニュー竹内涼真〟を印象付けることができるか。

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